NURO光ってマンションプランあるけど、契約条件があるのよね?ウチは条件満たしてないからダメね。。。安いからマンションプランにしたかったのに~(●`ε´●)
ちょっと待って!諦めるのはまだ早いよ。今は条件を満たして無くても契約はできる可能性があるよ。今日はそんな秘伝の技を紹介するよ。
NURO光のマンションプラン(NURO光 for マンション)では、自宅建物にNURO光の設備が導入されていることが必須条件です。一般的には自宅の設備導入状況を調べて
- 導入済みなら → 契約しましょう
- 未導入なら → NURO光の通常プランor他社回線を契約しましょう
と紹介さることが多いです。
しかNURO光のマンションプランは
- 下り最大2Gbps
- 通常プランの約半額
と、メリット豊富の優良プランです。住んでいる建物の都合で選択肢が減るのも釈然としないですよね。。。
もし、設備未導入でもマンションプランを契約できるとしたら…そんな方法知りたくないですか?怪しい方法と思ったそこのあなた、実はちゃんとNURO光公式ホームページにも記載のある正攻法です。
ですがあまり知られていない方法、この記事ではその詳細と手順を解説します。自宅の設備状況を確認してガッカリした人の最後の砦になるはずです。もちろん面倒な手間もありますが、選択肢があることを知った上で、自分が納得できる回線を選んでいきましょう。
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マンションプランは集合住宅向けのプラン
NURO光には通常プランとマンションプランがあります。自宅の設備状況によって適応可否が決まります。
設備ってなぁに?
それをこれから説明するよ。
マンションプランの“設備”とは
“NURO光の設備”とは具体的に
- NURO光の光回線
- MDF
の2つを指します。
MDFとは建物に引き込んだ回線を各部屋へ分岐させるための配線盤です。マンションプランは1本の光回線を建物全体で共有して利用します。そのためMDFのような分岐させる設備が必須であり、設備がないとマンションプランは利用不可という訳です。
マンションプランとMDFの詳細は下記記事を参照です。
マンションプランにメリットはあるの?
通常プランと比較すると下記2点は明確にメリットです。これらに魅力を感じるならばマンションプランの検討はアリでしょう。
- 月額料金が安い
- 通常プランの約半額の水準
- 開通までの期間が短い
- 通常プランは3ヶ月前後
- マンションプランは2週間前後
メリットがあるということは…?
>>マンションプランにもデメリットはあるでしょ?全部教えなさいよ!
設備の導入状況は公式ホームページで確認可能
上記の通り、マンションプランの契約にはNURO光の設備が必須です。自宅が設備導入済みかどうかはNURO光の公式ホームページに住所を入力するだけの無料・簡単操作で確認可能です。
もし、設備導入済みであればマンション名や利用可能な特典情報まで出てきます。契約する場合はそのまま画面の表示に従って必要事項を入力するだけで申し込み可能です。
これなら私でもできそうね。
設備未導入の時の裏技
ここからが本題です。設備が未導入だった場合、一般的にはNURO光の通常プランか他社の光回線が選択肢となります。しかし、「どうしてもNURO光のマンションプランを契約したいんだ!」という時の最後の手段があります。それは
『マンション管理会社(大家さん)への設備導入の申請』
です。
つまり今までは
- ①設備導入済み → マンションプラン契約(上図の左ルート)
- ②設備未導入 → 通常プランor他社回線(上図の右ルート)
でしたが
- ③設備を導入してからマンションプラン契約(上図の中央ルート)
の第3の選択肢が出てきたという事です。
具体的な工事内容は建物への光回線の引き込みとMDFの設置です。『設備が無いなら入れてしまえば契約可能』という訳です。
建物全体の設備の話でしょ?そんなの言ってどうにかなるものなの?
どういった判断になるかは分からないけど、言う事は可能だよ。やり方もあるから解説するね。
設備導入の申請手順
自宅に設備が無い場合の申請手順を解説します。設備導入を申請し承認されれば工事が行われます。登場人物は下記3者ですが、調整事は全て自分でやる必要があります。
- 自分(契約者)
- NURO
- マンション管理会社(大家さん)
因みに、申請・調整の手間はあるけどお金はかからないよ。
【STEP1】エントリー
NURO側に提出するフォームに必要事項を記入します。
- やり取りの中で携帯電話(SMS、電話番号)が必要になります。
- UR/公営マンションは時間がかかる場合があります。
- マンションの管理組合設立から2ヶ月以内の場合、設備導入までに時間がかかる場合があります。
- 管理会社名の入力がない場合期間がかかる場合があります。
【STEP2】要望書提出
要望書に記入・捺印し管理会社に提出に提出します。
- 基本的には自分で管理会社へ要望書を送付し承諾を得る必要があります。
- 管理会社からNUROへ連絡がない場合、NURO側で管理会社への連絡を代行しますが時間がかかる場合があります。
- UR都市機構・東京都住宅供給公社の場合、要望書を受け付けておらずエントリーフォーム記入後NURO側で交渉を行います。
【STEP3】導入可否判断(管理会社)
要望書またはNUROとの交渉内容を元に、管理会社は設備導入の可否を判断します。場合によってはここでNGとなるケースもあります。
OK判定の場合、管理会社からNURO側へ設備導入承諾書をFAXします。
【STEP4】現地調査(NURO)
NURO側で手配した工事業者にて該当マンションの現地調査を行います。既存MDFの状態や配管の空きスペース等を確認し工事可能かどうかを判断します。
なお、現地調査時の立ち会いは不要です。
【STEP5】設備導入工事(NURO)
設備の導入工事を行います。この工事によってNURO光の回線がMDFまで敷設されます(後はMDFから自分の部屋まで配線すれば利用可能な状態です)。
現地調査の時と同様、立ち会いは不要です。
【STEP6~】以降は通常通り申込み
工事完了後は他のマンションプラン適応済みの物件と同じ状態です。こちらにも自分のマンションが表示されていることを確認し申込みをしましょう。後は通常通り工事日の日程調整および屋内工事を実施したら開通します。
確かに色々書類とか面倒そうね…でもお金かかる訳じゃないから、手間と時間的に許容できる人ならやってみる価値はあるかしら。
大家さんとの交渉も必要?
特に賃貸の契約形態によっては大家さんと直接会話するケースもあるかもしれません。一方、大家さんも申請書類だけではなく、『設備を導入するメリット』を知りたいはずです。「でも、メリットなんてうまく説明できないよ~」なんて方も多いはず。。。
そんな方向けに大家さんとの交渉方法を纏めました。工事の要点と相手の気持ちを理解すれば交渉事も怖くありません。事前準備して交渉の成功率をアップさせましょう。
>>これで工事許可獲得の勝率も大幅アップ!大家さん交渉術をチェック
大家さんも良く分からないモノは判断できないからね。ちゃんと判断するための情報をこっちから渡してあげることが重要だよ。
マンションプランを諦める場合は通常プランを検討
- 「設備導入の申請は面倒なのでやらない」
- 「申請したがNGだった」
という場合はNURO光 通常プランを検討可能です。通常プランの場合はMDF等の共有設備は不要です。ただし、工事が2回必要等通常プランならでは話が出てきます。
また、そもそも最初から回線完備で、追加で他の回線は引けない等々その物件特有の事情もあります。その場合NURO光は利用できないのでルールに従って回線を利用しましょう。
MURO光マンションプランはおすすめできる?
NURO光マンションプランは自宅が集合住宅であればおすすめのプランです。特に3年契約プランは月額料金が最安値であり年数的な事情がない人なら一番お得です。また、下記ポイントに魅力を感じる人は要チェックです。
- 最大2Gbpsの通信速度
- 2千円台~の激安料金(契約者増に伴い割安に)
- 開通までの期間の短さ
- 1台の機器で自宅ネットワークを完結
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逆に下記ポイントが気になる人は通常プランや他の光回線を検討しても良いかもしれません。
- マンション内契約者増に伴う速度低下
- NURO光の設備が導入されている必要がある
- 特典(キャッシュバック等)の少なさ
- 引越しサポートが手薄
1つ目の『契約者増に伴う速度低下』に関してはNURO光でも他の光回線でも集合住宅向けプランであれば発生し得る話です。なのでどうしても避けたい場合は通常プランを選択した方が安定する可能性はあります。(そもそも集合住宅で通常プランを引けるかどうかは物件のルールによりますが。)
NURO光マンションプランの場合、契約した場合の月額料金を公式ホームページで確認できるので間接的に現在の契約者数も分かります。まずはここを確認し人数が少なそうであれば検討というかたちでも良いかもしれません。
マンションプランの詳細は下記の記事で解説しています。「そもそもマンションプランってどんな感じ?」というレベルから解説しています。
まとめ
- マンションプランは集合住宅向けのプラン
- マンションプランの“設備”
- NURO光の光回線
- MDF
- マンションプランのメリット
- 月額料金が安い
- 開通までの期間が短い
- 設備導入状況は公式ホームページで確認可能
- 設備未導入の時の裏技=設備導入を申請
- 申請・調整毎は自分でやる
- 場合によっては大家さんとの交渉も必要
- マンションプランを諦める場合は通常プランを検討
- 集合住宅ならMURO光マンションプランはおすすめ
この記事では、
【自宅にNURO光の設備が未導入】
かつ
【マンションプランを契約したい】
そんな時の対応方法(設備導入の申請)・申請手順を解説しました。
正確な数字が公表されている訳では無いですが、わざわざ申請する人はかなり少ないでしょう。単純に申請が手間というのもありますが、そもそも知らない人が大半です。
具体的な申請手順含め紹介しましたが、この記事の趣旨は、絶対申請した方が良いという事ではなく、『選択肢がある事を認識しよう』ということです。
『申請内容確認したけど面倒なのでやらない』というのも『頑張って申請してみる』というのも1つの選択肢です。前述の通り、知らないが故に満足のいく選択をできない人も一定数居ます。まずはどのような選択肢があるかを知ってもらうために記事を作成しています。
その上でどれを選択するかは契約を検討している1人1人が決めることです。十分に内容を知り、納得してから回線やプランを選んで欲しいと考えています。このサイトや記事やその一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。