NURO光って普通のプランでも2Gbpsなのに10Gbpsのプランもあるのね。でもお高いんでしょー?
それが結構安いしコスパは良いんだよね。とは言え10ギガプランはまだまだ普及してないし誤ったイメージがあるかもね。今日はNURO光の10ギガプラン全般について語るよ!
NURO光には一般的な2ギガプランとは別に10ギガプランがありますが、特典がかなり見劣りするため今までは積極的に紹介しませんでした。しかし2023年1月19日よりパワーアップし、2ギガプランと同等の特典が追加されました。
特に1年間月額980円、45,000円キャッシュバックの特典が凄まじく、十分おすすめできる内容です。
この記事ではNURO光 10ギガプランのサービス内容およびパワーアップした特典について解説します。
- 「今は2ギガだけど10ギガに変更しようかな?」
- 「NUROに乗り換えようと思うけど10ギガの方が良いかな?」
と悩んでいる人はこの記事で疑問点を解消し、自分に合ったプランを選択して行きましょう。
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NURO光10ギガプランは最大10Gbpsの超高速回線
プラン名そのままですが、最大速度10Gbpsのプランになります。上り下り共に最大10Gbpsです。
- 記載されている通信速度はあくまで理論上の最大速度です。
- その速度を保証している訳ではありません。
- 通信速度は通信環境によって大きく変わります。
因みに、似てる名前でNURO光10Gというプランがあったのだけど、
・下り最大10Gbps
・上り最大2.5Gbps
というサービス仕様だったんだ。
※2021年5月31日をもって新規受付終了
今も検索すると出てくるから間違えないようにしなきゃね!
従来のインターネット回線(1Gbps)の10倍、NURO光の一般的なプラン(2Gbps)の5倍の最大速度を誇ります。10Gbpsの通信速度はNURO光が採用しているXGS-PONという仕組みによって提供されています。
PON(Passive Optical Network)とは1本の光ファイバーを分岐させ複数世帯で利用するための技術です。個別の光回線を通信キャリアの設備から各家庭に直接引き込んでいたらとても高額になってしまいます。1本の光ファイアバーを分岐・共有することでインターネット環境を安価に提供しています。
そんなPONにも複数の種類があります。
伝送方式 | 標準化団体 | 速度 | 主要サービス |
---|---|---|---|
GE-PON | IEEE | 下り1.25Gbps 上り1.25Gbps | フレッツ光 |
G-PON | ITU-T | 下り2.5Gbps 上り1.25Gbps | NURO光2ギガ |
10G-EPON | IEEE | 下り10Gbps 上り10Gbps | フレッツ光クロス |
XG-PON | ITU-T | 下り10Gbps 上り2.5Gbps | |
XGS-PON | ITU-T | 下り10Gbps 上り10Gbps | NURO光10ギガ |
NG-PON2 | ITU-T | 下り40Gbps 上り40Gbps | |
100G-EPON | IEEE | 下り100Gbps 上り100Gbps | |
NG-PON2+ | ITU-T | 下り100Gbps 上り25Gbps |
各サービスによって採用しているPONおよび速度が異なります。NURO光10ギガはXGS-PONという技術を使い提供されるサービスになります。
と、とりあえず、2ギガよりも何か凄い技術を使ってるってこことね!
(多分覚えなくても大丈夫そうかしら…)
本当に速度は出るの? → 実際は~5Gbps程度?
規格上は10Gbpsなんだろうけど、それってお決まりの『ベストエフォート』ってやつでしょ?実際はどうなのかしら?
“10Gbps”というのはあくまでも回線の最大速度です、実際は1つの回線(光ファイバー)を複数人で共有しているので全員が10Gbpsで通信できる訳ではありません。
実際に利用している人はどの程度の速度が出ているのでしょうか?口コミ等を見ると概ね5Gbps未満程度の例が多いです。
通信速度は
- PC/スマホのスペック
- 回線の最大速度
- 自宅周辺の通信状況
- 測定時間帯
- アクセス先WEBサイトの処理能力
等々で決まるため一概には比較できません。そもそもネット上で自宅の通信速度の測定結果を書かない人の方が多いのであくまでも参考程度に留めるべきでしょう。
もちろん、「回線が混み合っていて1Gbpsも出ない!」なんて人もいるね。ただ少なくても10Gbps MAXで常に使えるって事はないから、そこは広告と現実の間の行間を読もう。
10ギガプランは3年契約or期間なし
10ギガプランは
- 3年契約プラン
- 契約期間なしプラン
の2種類あります。2ギガプランのように2年契約プランはありません。それぞれの違いを一覧表でまとめます。(参考として2ギガプランの内容も記載します。)
特典の違いも後述しますが、結論としては3年契約プランの方が断然おすすめです。
項目\プラン | 10ギガ 3年契約プラン | 10ギガ 契約期間なしプラン | 2ギガ 3年契約プラン | 2ギガ 契約期間なしプラン |
---|---|---|---|---|
サービス仕様 | ||||
最大回線速度 | 下り上り10Gbps | 下り2Gbps/上り1Gbps | ||
Wi-Fiルーター(ONU)のレンタル | 有り(無料) | |||
契約対象の建物 | ・戸建て ・NURO光の設備が未導入の集合住宅 | |||
契約期間 | 3年 | なし | 3年 | なし |
契約更新の頻度 | 3年後に更新 以降は3年おきに更新 | なし | 3年後に更新 以降は2年おきに更新 | なし |
セキュリティサービス | なし (550円で追加可能) | なし (550円で追加可能) | なし (550円で追加可能) | 無料付帯 |
工事回数 | 2回 | |||
開通までの期間目安 (状況により異なる) | 戸建て:1-3ヶ月程度 集合住宅:2-3ヶ月程度 | |||
料金 | ||||
契約事務手数料 | 3,300円 | |||
月額料金(回線利用料) | 5,700円 | 8,300円 | 5,200円 | 6,100円 |
工事費用 | →特典で実質無料 | 44,000円 | →特典で実質無料 | 44,000円 |
契約期間中の 解約手数料 | →特典で無料 | 0円 | →特典で無料 | 0円 |
回線撤去工事費用 (解約時に撤去する場合) | 11,000円 ※必須ではない |
特に月額料金はかなりコスパが良く、例えば3年契約プランでは
- 2ギガプラン → 5,200円
- 10ギガプラン → 5,700円
と500円差しかありません。速度5倍で料金は1.096倍と非常に魅力的な料金設定です。また、他社の10ギガプランの料金と比較しても遜色ない水準であり『10ギガだから飛び抜けて高い』という時代でもなくなってきました。
プラン | 月額料金 |
---|---|
NURO光 10ギガプラン | 5,700円/月 |
auひかり ホーム10ギガ | 1年目 6,468円/月 2年目 6,358円/月 3年目 6,248円/月 4年目 6,798円/月 |
ソフトバンク光 10ギガ | 1年目 6,820円/月 2年目 8,030円/月 3年目 6,930円/月 |
ドコモ光 10ギガ | タイプA 6,380円/月 タイプB 6,600円/月 |
J:COM スマートお得NET10G | 1年目 4,461円/月 2年目 6,260円/月 |
※公式HP記載の料金です。
※その他代理店の独自割引きやキャンペーン等で費用は変動します。
↑スマホとのセット割とか代理店のキャッシュバックとかで実質の割引き額は全然変わるのであくまで参考程度に^^;
まぁでも各社6,000円前後で10ギガ回線を提供できるって覚えておけば良いかな。
2ギガプランと同等にパワーアップした特典
10ギガプランの特典は以前はパッとしませんでしたが、2023年1月19日に改定され2ギガプランと同等の内容になりました。ここでは各特典内容を紹介します。
注意点として、NURO光の特典は複数種類ありますが
- 併用不可な特典
- 併用可能な特典
があります。特に併用不可特典の選択が重要なので良く考えておきましょう。
【併用不可①】1年間 月額980円
3年契約の最初の1年間、月額料金を5,700円→980円に割引きします。1ヶ月当たり4,720円の割引きなのでかなり大きいですね。
※因みに2ギガプラン(3年契約)でも1年間 月額980円の特典はありますが、あちらは5,200円→980円(4,220円の割引き)なので割引き金額だけで言えば10ギガプランの方が上です。
契約さえすれば毎月自動的に割り引かれるので、手間なく受け取れる特典です。
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【併用不可②】45,000円キャッシュバック
現金で45,000円もらえる特典です。「ポイント付与で実質45,000円還元」といったトラップではなく本当に現金でもらえます。
開通6ヶ月後の15日に送られる案内メールに沿って手続きをするだけで45,000円が振り込まれます。なお、45日以内の手続きが必要なので注意しましょう。
公式ホームページのキャッシュバックは『43,000円』でありトラップです。
下記リンクからの申請で2,000円アップし『45,000円』となります。誤って公式ホームページから行かないよう注意しましょう。
※最終的には公式ホームページ経由ですがなぜか入り口によって金額が異なる。。
公式のトラップってどうゆうこと~?
1年間 月額980円 or 45,000円キャッシュバックどっちが良いの?
併用不可の特典は2つありますが結論、『45,000円キャッシュバック』がおすすめです。
- (1)『自由に使えるお金』の価値は大きい
- (2)月額980円 は1年間利用し続けないと特典を受けられない
理由(1)『自由に使えるお金』の価値は大きい
割引きかキャッシュバックかという所ですが、割引きは毎月自動的に計算され特に実感もありません。一方キャッシュバックは現金一括で貰えるので実感があり、何より他の用途に使えるというのが大きいです。
もちろん「割引き分を貯めて使えば良いじゃん」という意見もあると思いますが
- コツコツ貯めるのは苦手
- 通帳に振り込まれる実感を得たい
という人は特にキャッシュバック向きです。
まぁここは自分で明確な理由があって選択できるなら全然OKかな。
「どっちでも良い」程度だったらキャッシュバックをおすすめしてるけど。
理由(2)月額980円 は1年間利用し続けないと特典を受けられない
月額980円の特典は毎月の料金から割引きになります(一度に引かれる訳ではない)。例えば開通から半年後に解約した場合、本来12ヶ月分受けるはずだった特典を6ヶ月分しか受けられません。
契約時は想定していなかった理由(急な引っ越し、回線品質への不満等)で解約する人も一定数います。1年間は継続利用できる確証があれば良いですが、『確実に』となると中々難しい人もいるでしょう。
一方、キャッシュバックは約半年後に一括で受け取るのでリスクは低いです。約半年の違いですが、早期に特典を全額受け取れるという意味でキャッシュバックがおすすめになります。
もちろん全員が同じ状況や考え方ではないから、最後は自分で考えて判断しよう。
1年間 月額980円 と 45,000円キャッシュバック は併用不可です。必ずどちらかを選ぶ必要があります。一方、これとは別に併用可能な特典もあります。内容を見ていきましょう。
【併用可①】工事費用44,000円実質無料
通常、NURO光の工事費用は44,000円であり、これを契約期間の月割りで支払います。本特典では毎月の工事費用支払いがなくなり実質無料になります。
ただしこの特典は3年間の継続利用が条件だね。もし途中で解約したら、残り期間の残債分を支払う必要があるよ。
本特典は3年契約プランに標準搭載のようなもで、途中解約時の残債の件だけ意識しておけばOKです。44,000円は光回線の工事費用としては高額ですが、それが実質無料であり金額的にかなり大きい特典です。
>>44,000円って高くない?NURO光の工事費用は超高額
【併用可②】のりかえ最大20,000円還元
一般的に、契約更新タイミング以外で光回線を解約すると違約金がかかります。そのため「NURO光にのりかえたいけど更新時期まで待とうかなぁ…あと11ヶ月あるけど・・・ ○| ̄|_ 」なんて人も一定数居るでしょう。
そこで本特典では他社からNURO光へのりかえる際の違約金を最大20,000円還元します。さらに還元対象は違約金だけでなく、解約時にかかる下記全ての費用です。
- 違約金(更新タイミング以外で解約する場合)
- 工事費残債(工事費を月割りで支払っており、完済していない場合)
- 撤去工事費用(既存回線を撤去する場合)
- 端末代の残債(端末代を月割りで支払っており、完済していない場合)
さらに既存回線はモバイル回線でもOKです(光・ADSLなどの固定回線でなくてもOK)。何かしらの回線のりかえに必要な費用を還元してくれると覚えておきましょう。
一方でいくつか注意点があります。
- 一度自分で支払う必要がある
- 入金まで時間がかかる
- 手続きの期限有り(2ヶ月&45日)
- 既存で複数回線使っていた場合でも還元対象は1回線分のみ
- 解約に20,000円以上かかったとしてもそれ以上は還元されない
1. 一度自分で支払う必要がある
この特典は既存回線の違約金を代わりに支払ってくれる訳ではありません。
既存の通信事業社に解約金を支払い
↓
支払ったことをNURO側に証明
↓
認められた費用についてNUROから支払い
という内容です。一旦は自分の財布から支払う必要があることは認識しておきましょう。
2. 入金まで時間がかかる
本特典では『利用開始月を1ヶ月目として5ヶ月目時点で受け取り条件を満たしている方』へ申込み書類が順次発送されます。その後も手続きをすることを考え、ざっくり半年前後はかかると見込んでおく必要があります。
契約したらすぐに貰える訳じゃ無いのね。
3. 手続きの期限有り(2ヶ月&45日)
手続きも期限があるので要注意です。上記の通り必要な書類が送付されますが、それらも期限内に処理しないと最大20,000円の還元は貰えません。
利用開始5ヶ月目以降に“解約違約金証明書貼付シート”が送付される
↓
発送から2ヶ月後の末日までに必要な情報を記載・添付して返送する
↓
特典受取メールが来るので45日以内に手続きをする
↓
還元
期限を過ぎると受け取れないので注意しましょう。
4. 既存で複数回線使っていた場合でも還元対象は1回線分のみ
例えば元々
①フレッツ光の回線
②WiMAXのモバイルルータ
の2回線契約しており、これをNURO光一本に集約する場合、還元対象の回線は『①or②』になります。解約費用を『①+②』で合算し還元を受けることはできないので①と②で解約金の高い方で申請しましょう。
5. 解約に20,000円以上かかったとしてもそれ以上は還元されない
違約金だけであれば20,000円の還元で大抵はカバーできますが、工事費用残債などの他の費用を含めると20,000円を超える可能性もあります。還元金額はMAX20,000円なのでこの点は注意です。
「解約金が20,000円を超えるなら、損をしてまでNURO光に乗り換える必要も無いな」と思うかもしれませんが、この穴埋めにも45,000円キャッシュバックが使えます。つまり最大で
20,000円+45,000円=65,000円
を受け取れます。さすがに65,000円ともなれば既存回線の解約費用は補填できますし、手元に現金も残るのでかなりお得な特典という訳です。
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【併用可③】最大15,600円の開通遅延補償
NURO光の一番ネックなポイントは開通までの期間の長さです。時期によっては3ヶ月以上待たされる・・・なんてことも。そこで本特典では開通まで4ヶ月以上かかる場合に最大5,200円/月 × 3ヶ月=15,600円の保証が付きます。
>>NURO光の開通に時間がかかる理由とは?工事内容の秘密に迫る
- 開通まで1ヶ月…補償0円
- 開通まで2ヶ月…補償0円
- 開通まで3ヶ月…補償0円
- 開通まで4ヶ月…補償5,200円
- 開通まで5ヶ月…補償10,400円
- 開通まで6ヶ月…補償15,600円
- 開通まで7ヶ月以降…補償15,600円(追加無し)
NURO光の開通までの期間をしのぐために
- モバイルルーターを契約する
- 一時的にスマホのギガを追加する
という人もいるでしょう。月5,000円あればモバイルルータの料金に充てられるので嬉しい特典ですね。
開通までかなり時間が必要なケースの保険みたいなものなのね。
【併用可④】契約解除料4,400円無償化
「NURO光の回線品質が悪かったららどうしよう…」という不安は少なからずあるでしょう。しかし更新タイミング以外での解約は契約解除料が・・・と思うかもしれませんが、本特典では契約解除料も無償になります。
本来、3年契約プランの解除料は4,400円かかりますが無償になります。
※契約期間なしプランは元々契約解除料なし。
でも、契約解除料とは別で『工事費用の残債』は支払う必要があるから注意だよ。
10ギガプランにお引越し特典は付かない
お引越し特典では、引越し元のNURO光の解約+引越し先のNURO光の契約に関して下記特典を受けられます。
- 引越し元
- 契約解除料補填
- 工事費用残債補填
- 引越し先
- 工事費実質無料
- 契約事務手数料実質無料
- 開通初月の月額料金無料
- 設定サポート1回無料
上記は2ギガプランのみで10ギガプランには付きません。10ギガプランの場合は通常の解約+新規契約が必要になります。
- 2ギガプラン→2ギガプランへの引っ越し:特典有り
- 10ギガプラン→10ギガプランへの引っ越し:特典なし
残期間次第だけど、引越し元の工事費用残債が金額的には一番大きくなる可能性有りかな。まぁだからと言って引っ越さない訳にはいかないだろうし、残期間は確認しておこう。
契約期間なしプランには特典なし
上記の通り、契約期間なしプランにはお得な特典がありません。以前は期間中の契約解除料が1万円以上したこともあり、契約期間なしプラン(解除料不要)も一定の存在価値がありました。
しかし今となっては
- 契約解除料の無料化
- 工事費実質無料
- 安い月額料金
- その他豊富な他特典
等々加味すればあえて契約期間なしプランを選択する意味はないでしょう。
よっぽど特別な事情があれば…とも思うけどパッとは思いつかないわね。普通に使う分には3年契約プランの方が全然良さそうね。
【注意点①】工事は2回必要(立ち会い必須)
NURO光や10ギガプランにはいくつか注意事項があります。ここでは各注意事項について説明します。
まず、NURO光の開通には必ず物理的な工事が伴います。独自の回線(ダークファイバー)を利用しており、フレッツ光等の他社回線からの乗り換えであっても新規工事が必要です。
また、NURO光独自の特徴として工事を2回実施します。
- 工事を2回実施
- 1回目:屋内工事(光キャビネット⇔部屋間配線)
- 2回目:屋外工事(電柱からの回線引き込み)
また、工事の際は立ち会いが必須です。1~2時間程度の作業ですが2回となれば仕事の休みの調整が大変な人もいるでしょう。屋内(部屋の中)の配線も行うので仕方ないのですが、『NURO光=工事が面倒』という面はあります。
ホントに工事は2回必要?具体的には何やるの?壁に穴あける?な疑問はこちらで回答しています。
フレッツ光の回線があっても流用できないのね。甘く見ていたわ(・・;)
【注意点②】開通まで時間がかかる
NURO光の工事は待ちぼうけ?
(時期や工事業者の稼働状況によりますが)通常プランの場合開通までに3ヶ月程度かかります。
※マンションプランは早ければ2周間程度。
これはNURO光がダークファイバーを用いた特殊な提供形態であることに起因します。一般的な光回線であれば1社が工事すれば開通します。しかしNURO光の場合、
- 屋内作業→NUROが手配した工事業者
- 屋外作業→NTT東西が手配した工事業者
と、分かれています。
工事業者の管理1つ取ってみてもNUROの範疇でコントロールできない部分が出てきます。
NTT東西側も、
- どのダークファイバーを貸し出すか
- 工事予定の家は近くの電柱から光ケーブルを引き込めるか
- 工事業者の都合は付くか
等々タスクが山積みです。NURO側の一存で日程を決められず、どうしても開通まで時間がかかる訳です。
- 屋内配線:NUROが手配
- 屋外配線:NTT東西が手配 →特にココで時間がかかる
開通までつなぐホームルーターもある
なお、「開通まで何ヶ月も待てないよ!」と言う方にはホームルーターのレンタルがあります。
- 初期費用:2,220円
- 1-2ヶ月目:0円/月
- 3ヶ月目以降:5148円/月
※月間容量無制限プラン
例えば2ヶ月でNURO光が開通した場合、合計費用は合計2,220円、3ヶ月の場合は合計費用7,368円です。特に最初の2ヶ月間が無料というのが嬉しいですね。3ヶ月利用だったとしても月平均2,456円です。容量無制限をこの金額で使えるので『開通までのつなぎ』としては一候補になるでしょう。
【注意点③】2ギガプランとは提供エリアが異なる
10ギガプランの提供エリアは順次拡大中です。2ギガプランが使えるからと言って10ギガプランも使える訳ではありません。
(2):2ギガプラン提供エリア
(10):10ギガプラン提供エリア
- 北海道エリア
- 北海道:(2)(10)
- 東北エリア
- 宮城:(10)
- 関東エリア
- 東京 神奈川 埼玉 千葉:(2)(10)
- 茨城 栃木 群馬:(2)
- 東海エリア
- 愛知 静岡 岐阜 三重:(2)(10)
- 関西エリア
- 大阪 兵庫 京都 奈良:(2)(10)
- 滋賀:(2)
- 中国エリア
- 広島:(2)
- 岡山:(2)(10)
- 九州エリア
- 福岡 佐賀:(2)(10)
※一部エリアを除く
現状、10ギガプランの方が提供エリアが狭いです。また一覧では提供エリアの都道府県でも自宅周辺はエリア外といったケースもあるので公式ホームページで自宅住所を確認しておきましょう。
【注意点④】有線では環境整備しないと速度が出ない
回線が10Gbpsでも自宅環境が不十分だと最大1Gbpsになってしまいます。回線速度を十分に活かすためには下記3点に注意してください。
- (a)ONU側の正解は1ポートのみ
- (b)LANケーブルはCAT6Aを準備すべし
- (c)PC側は10Gbps対応ポートが必要
(a)ONU側の正解は1ポートのみ
NURO光(10ギガ)のONUは有線LANポートを4つ持っていますが、その内10Gbps対応は1ポートのみです。
例としてZXHN F2886Sという機種では、一番上の『10G LAN』と書いてあるポートが10Gbps、LAN1~LAN3のポートが1Gbpsです。
「どのポートでも同じだろう」と思って適当なポートに接続すると最大1Gbpsしか出ないので要注意です。
確かに普通はポートによって速度が違うとは思わないから、気を付けないとトラップにハマりそう。。。
(b)LANケーブルはCAT6Aを準備すべし
CAT6Aケーブルが必要
10Gbps回線の場合、LANケーブルにも注意が必要です。LANケーブルにはカテゴリというランクがあります。カテゴリは通信品質に関係する指標で、カテゴリが高いほど高速・高品質になります。
カテゴリ | 最大速度 | ケーブル |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | UTP |
CAT5e | 2.5Gbps | UTP |
CAT6 | 5Gbps | UTP |
CAT6A | 10Gbps | UTP/STP |
CAT7 | 10Gbps | STP |
CAT8 | 40Gbps | STP |
一般的に良く使われるのはCAT5eかCAT6ケーブルです。CAT5eかCAT6であれば1Gbpsは出るので一般的な光回線の速度を十分に活かすことができます。
しかし回線が10Gbpsの場合、CAT5e/CAT6ケーブルではボトルネックになってしまいます。回線速度を活かすためにはCAT6AのLANケーブルが必要になります。普段はLANケーブルのカテゴリを意識しないでしょうから、パッケージの表示に注意して購入しましょう。一般的に販売はされていますが、品揃えが少ない店舗だとCAT6Aまでは置いてない可能性もあります。
確かにCATって表記は見るけどアレはそうゆう意味だったのね…
UTPケーブルを選んだ方が良い
また、CAT6Aケーブルには
- UTPケーブル(Unshielded Twisted Pair)
- STPケーブル(Shielded Twisted Pair)
の2種類存在し、購入時に注意が必要です。簡単に言うと
- UTP→柔らかい
- STP→硬い
という違いがあります。一般的に“LANケーブル”と呼ばれているのはUTPケーブルのことで、STPケーブルは特殊です。
ノイズ遮断用のシールドが施されたケーブルです。例えば工場などノイズが多く通信品質に影響がある環境ではSTPケーブルが利用されます。しかし、その分ケーブルが硬く取り回しにくいのがデメリットです。一般家庭で使われることは殆どありません。
「とりあえずCAT6Aだ!」と買ったケーブルがSTPだった場合、扱いにくいので必ずUTPを選びましょう。まとめると購入すべきLANケーブルは
“CAT6のUTPケーブル”
です。
CAT6A以外じゃダメなの?
少し検索すると「CAT6でも10Gbpsで通信できた」という報告を見ると思います。確かに規格よりも十分高性能に作られているLANケーブルもあり、10Gbpsで通信可能です。
しかしそれは
- 特定メーカーだけかもしれない
- 特定製品だけかもしれない
- 短距離だからかもしれない
- ある時10Gbps→1Gbpsに落ちるかもしれない
- 測定方法の間違いかもしれない
という話です。その辺りを判断できますか?できるならあくまで「自己責任でどうぞ」の世界です。
判断できないリスクを取るくらいなら、規格上しっかり担保されているCAT6Aケーブルを購入しましょう。差額は数百円レベルです。
逆にCAT7、CAT8に手を出す人もいるけど良くないね。。。
体感できる速度差は無いし、STPケーブルになるから扱いにくくてデメリットの方が遥かに大きいよ(T_T)
(c)PC側は10Gbps対応ポートが必要
一番高額になるのがPC側の有線LANポートです。一般的なPCのポートは1Gbpsです。10Gbps対応ポートを別途準備しなければ1Gbps以上の速度は出ません。
例としてデスクトップPC用の10GbpsネットワークカードをAmazonで探すと1万円超えはザラです。
LANケーブルは1,000円以下で買えますが、PCの有線LANポートには万単位必要なので覚悟が必要です。何となく10ギガプランをノリで開通した後に実は…とならないよう注意が必要です。
【注意点⑤】無線ではPC/スマホ性能次第で速度が出ない
無線(Wi-Fi)の場合、端末(PC/スマホ)側がWi-Fi6に対応しているか確認してください。
Wi-Fi6とはWi-Fi規格の名称です。数字が大きいほど高速になります。正式にはIEEE802.11 ✕✕✕というような規格名ですが、覚えにくいのでWi-Fi ○○という名称が付いています。
名称 | 規格名 | 最大速度 | 周波数 |
---|---|---|---|
Wi-Fi6E | IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz帯 5GHz帯 6GHz帯 |
Wi-Fi6 | 2.4GHz帯 5GHz帯 | ||
Wi-Fi5 | IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
Wi-Fi4 | IEEE802.11n | 600Mbps | 2.4GHz帯 5GHz帯 |
NURO光のONUはWi-Fi機能も兼ねておりWi-Fiルーターの購入は不要です。NURO光のONUはWi-Fi6対応の電波を出しており、PC/スマホ側もWi-Fi6対応であれば通信速度を最大化可能です。
因みに、NURO光ONUはWi-Fi6対応だけど、最大速度は上表の9.6Gbpsではなく4.8Gbpsだよ。だからどんなに完璧な無線環境でも4.8Gbpsを超えることはないね。
Wi-Fi6は最大速度に目が行きがちですが、平均速度の向上を目的として作られています。少なくともWi-Fi5よりは最大速度・平均速度は向上します。10Gbpsの回線速度を活かすためにはWi-Fi6対応は必須となるでしょう。
「そもそもWi-Fiって良く聞くけどあんまり分かって無いんだよね~」という方はこちらの記事を参照です。
使いすぎると通信制限はかかる?
通信量があまりにも多すぎるとスマホ回線のように通信制限が適応されるのでしょうか?実はNURO光の規約には下記記載があります。
第 27 条(通信時間等の制限)
引用:NURO光
1.前条の規定による場合のほか、当社は、通信が著しく輻輳するときは、通信時間または特定の地域の通信の利用を制限することがあります。
2.当社は、一の通信について、その通信時間が一定時間を超えるとき、またはその通信容量が一定容量を超えるときは、その通信を制限、もしくは切断することがあります。
3.当社は、契約者間の利用の公平を確保し、NURO 光コース(2G 各種プラン/6Gs プラン/10G 各種プラン)を円滑に提供するため、動画再生やファイル交換(P2P)アプリケーション等、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手順を用いて行われる通信について速度や通信量を制限することがあります。
4.前3項の場合、契約者は当社に対し、通信時間等が制限されることによるいかなる損害賠償も請求することはできません。
5.当社は、本条に規定する通信時間等の制限のため、通信にかかる情報の収集、分析および蓄積を行うことがあります。
条件を超えると特定地域の通信を制限する旨記載があります。実は直近で通信制限を適応または適応寸前まで行ったと思われる事例が1件公開されています。
2022年9月、NURO光の多くのユーザーにて通信遅延/パケロスが発生しました。特定業者の端末からの異常なトラフィックが原因であると公式から報告が上がっています。
引用:NURO光
これを見ると、実際にNURO側で通信制限を適応した or 特定業者に連絡してトラフィックを止めてもらったどちらとも取れますが、いずれにしても
- 異常なトラフィックがあれば他の利用者に影響がある
- 特定地域の通信を制限または停止する可能性がある
ということです。
少し不安にさせたかもしれませんが、一般ユーザーが普通に使っている分には通信制限はかかりません。目安として、概ね30GB/日のアップロードを超えると異常なトラフィックとみなされる可能性があります。
基本的に通信制限はないけど、極端にやんちゃすると目を付けられるかもって覚えておくわね。
口コミは良い?悪い?
実際に利用している人の口コミはどうでしょうか。
良い評判
悪い評判
環境次第で良くも悪くもなる
かなり速いと言っている人もいれば、中には100Mbpsも出ず不満を持っている人もいます。NURO光に限らず光回線は1本の回線を複数人で共有して利用しています。そのため回線の状況次第で通信品質が低下する可能性は十分あるので覚えておきましょう。
口コミは速度だけじゃなく、
・開通までの期間
・サポートの対応
・工事業者の対応
等々体験した人しか分からない情報をなるべく広く集めると良いね。
ネットの口コミは比較的悪い内容が書かれがちです。自宅の回線環境が良い場合にわざわざネットに書き込む人は相対的に少ないのです。口コミは参考にはなりますが、良い意見と悪い意見両方を参照する、良い悪いの感情ではなく具体的・定量的な情報を記載している意見を参照する等々ネットリテラシーを持つことも忘れないようにしましょう。
マンションプランは宮城のみ
NURO光には集合住宅向けのマンションプランがあります。マンションプランは通常プランと比べて
- 開通までの期間が短い
- 料金が安い
といったメリットがあります。
10ギガのマンションプランもありますが、残念ながら現在は宮城県のみでの提供中です。
提供エリアは順次拡大される予定なので最新の提供エリアは公式ホームページを要チェックです。
「どうしても待てない!」「絶対に10ギガの回線が必要!」って人は他社の10Gbpsのプランにするしかないわね。
どんな人におすすめ?
10ギガプランの内容は大体分かりましたが、『必ずしも全員におすすめ』という訳ではありません。本当に必要かどうかは良く考えるべきです。
- (1)2ギガプランの速度で満足いかない人
- (2)1Gbps以上の通信をする予定がある人
- (3)ユーザー数が多い家庭
(1)2ギガプランの速度で満足いかない人
『現在利用中の2ギガプランでは速度が不十分』という人は10ギガプランへの移行を検討する価値有りです。明らかに回線速度が足りないという事であれば10ギガプランで解消できる可能性があります。
あくまで、
- 不満の原因は『2ギガ回線の速度である』と切り分けできている
- 10ギガ回線の速度を活かす端末やケーブルを準備できる
が前提になります。確実に解消する保証がある訳ではないですが、現状に不満があるなら一考の余地はあるでしょう。
因みに、この場合プラン変更というより
・2ギガプランを解約
・10ギガプランを契約
という形になるよ。
(2)1Gbps以上の通信をする予定がある人
引っ越しや新生活で新規に回線契約する人で1Gbps以上の通信速度が必要であれば10ギガプランを検討しても良いでしょう。
例えば、『在宅勤務メイン+動画等の大容量ファイルのやり取りが多い』といったケースです。動画ファイルは大きければ数GB規模の容量になりますし、アップロード/ダウンロードの速度次第で業務効率も変わります。
逆に、「在宅勤務だけどメール+チャット+WEB閲覧くらいかな」という人であれば10ギガプランは不要でしょう。
これも1台のPCで1Gbps以上の通信をする場合は準備が必要ってことね!
「2ギガプランなら2Gbpsで通信できるんだから良くない?」と思うかもしれませんが、実はONUの有線LANポートは1Gbpsなのです。
無線はWi-Fi6であれば最大4.8Gbpsです。実際は無線の環境や端末のスペック的に「そこまで速度が出ない」「安定しない」というケースもあります。
そのため、『有線接続で最大速度と安定性の両方を高いレベルで求める』ということなら10ギガプラン、そこまで求めないなら2ギガプラン、という考え方です。
(3)ユーザー数が多い家庭
1台あたりの通信量がそこそこでも、人数が多ければ回線は逼迫します。例えば
- 1人あたり300Mbps
- 10人家族
であれば単純計算3Gbpsの回線が必要です。継続的に3Gbpsのトラフィックが流れる…ということはあまり無いですが、瞬間的にはあり得るでしょう。
今や1人1台以上PCやスマホを持つ時代ですし、各々が重いデータをやり取りすれば逼迫する可能性があります。上記は少し極端な例を出しましたが『家族全体の快適さに投資』という意味での10ギガプランは全然アリです。
そっかー!
1人でたくさん通信する家庭もあれば、大人数でトータルの通信量が多い家庭もあるのね。
使い方によって慎重に選ばないとね。
年6,000円の追加出費に価値を感じられるか?
10ギガプラン(3年契約)⇔2ギガプラン(3年契約)の料金差は月500円→年6,000円です。年6,000円を高いと感じるかは人によりますが、要は6,000円分の価値を感じるかどうかです。
「年6,000円程度なら良いやー」と思い契約しても使わなければ意味がありません。。。
- 10Gbpsの回線を使いこなせるのか?
- 6,000円以上の価値はあるのか?
- 2ギガプランではダメなのか?
光回線は数年単位(NURO光10ギガプランは3年)で使うので僅かな差額でも数年でそれなりになります。追加出費以上の価値を感じるのであれば検討しても良いでしょう。
明確に無いなら2ギガプランでも全然大丈夫だね。
10ギガプラン申込み方法
申込み方法を解説します。複数パターンありますが、この記事でおすすめしている3年契約×45,000円キャッシュバックパターンを例に解説します。
①『45,000円キャッシュバック!』のリンクをクリック
契約特典でキャッシュバックを選択する場合、公式ホームページから辿るとキャッシュバックが43,000円となり、2,000円損します。満額受け取るには必ず下記の『45,000円キャッシュバック!』からアクセスしてください。
\ NURO光公式HPをチェック! /
②2ギガ/10ギガ(3年契約)で申し込むボタンをクリック
契約するプランを選択し、申し込むボタンをクリックします。選択肢は
- 10ギガ+3年契約プラン
- 2ギガ+3年契約プラン
- 2ギガ+2年契約プラン
の3つです。ここでは10ギガ+3年契約プランを例に進めます。
※契約期間なしプランはそもそもキャッシュバック等の特典が無いのでおすすめできません。
③提供エリアかどうか確認する
自宅の郵便番号を入力し提供エリアかどうかを確認します。
2ギガプランのみ提供可能、10ギガプランは提供不可のパターン
2ギガプラン、10ギガプラン共に提供可能のパターン
④申し込みボタンをクリック
提供可能エリアの場合、その下に出てくる申し込みボタンをクリックします。2ギガプランと10ギガプランでボタンが別なので間違えないように注意してください。
⑤オプションを選択する
次にオプションサービスの画面が出てきます。オプションも契約する場合はここで選択します。ただし、オプションは必須ではないので無理に契約する必要はありません。
一番下に行くと規約・注意事項の確認ページへのボタンがあるのでクリックします。
⑥規約を確認する
NURO会員規約、ご利用規約が表示されるので内容を確認します。
一番下のチェックボックスにチェックを入れ次に進みます。
⑦契約者情報を入力する
ご契約者情報の欄に必要事項を入力してください。特に電話番号は工事の日程調整等で使うため、連絡の取れる携帯電話の番号推奨です。
一番下の確認ボタンをクリックします。
⑧最終確認&申込み
入力内容に誤りがないか確認したら、チェックボックスにチェックを入れて申込みボタンをクリックします。
私も頑張ってみる!
NURO光は超高速の光回線
この記事では10ギガプランをメインに解説しましたが、NURO光は元々は他社ではほとんど採用されていないG-PONという仕組みを使った高速回線です。そのため、一般的な光回線は大抵1Gbpsなのに対し、NURO光は2倍の2Gbpsの速度を誇ります。
追加料金は不要で、いわゆる『普通のプラン』で2Gbpsであり速度的にも料金的にも大きなアドバンテージがあります。
また、通常の2ギガプランに+500円するだけで10ギガプランに変更可能です。一般ユーザーにとってもヘビーユーザーにとっても魅力的な光回線であり、
- 高画質な動画視聴
- オンラインゲーム
- 在宅勤務(大容量ファイルの送受信)
等々あらゆるシーンで快適な通信速度を提供します。
新規契約を検討中の人も今の回線に不満がある人もNURO光は候補の1つになる回線です。もちろん良い面も悪い面もあり十分理解した上で検討しましょう。この記事では紹介しきれなかったNURO光の基本も下記の記事で紹介しています。
まとめ
- 下り上り最大10Gbpsの超高速回線
- 速度は~5Gbps程度の口コミ多い(ただし参考情報)
- 10ギガプランは3年契約or期間なしの2パターン
- 特典は2ギガプラン並みにパワーアップ
- 【併用不可①】1年間 月額980円
- 【併用不可②】45,000円キャッシュバック
- →キャッシュバックがおすすめだが最後は自分で考えよう
- 【併用可①】工事費用44,000円実質無料
- 【併用可②】のりかえ最大20,000円還元
- 【併用可③】最大15,600円の開通遅延補償
- 【併用可④】契約解除料4,400円無償化
- 10ギガプランにお引越し特典は付かない
- 契約期間なしプランには特典無いのでおすすめしない
- 注意点
- 【注意点①】工事は2回必要(立ち会い必須)
- 【注意点②】開通まで時間がかかる
- 【注意点③】2ギガプランとは提供エリアが異なる
- 【注意点④】有線では環境整備しないと速度が出ない
- 【注意点⑤】無線ではPC/スマホ性能次第で速度が出ない
- 普通の使い方なら通信制限は無い
- 良い口コミ悪い口コミ両方ある→あくまで環境次第、参考程度に
- マンションプランは宮城のみで提供
- 10ギガプランをおすすめできる人
- (1)2ギガプランの速度で満足いかない人
- (2)1Gbps以上の通信をする予定がある人
- (3)ユーザー数が多い家庭
- →年6,000円の追加出費に価値を感じられるなら検討
この記事ではNURO光の10ギガプランについて解説しました。
少し前なら、料金や特典のコスパ的に正直お
すすめはできませんでしたが、現在の内容なら全然アリなプランでしょう。それこそ2ギガプランとの差額は月500円ですから「使うか分からないけど10ギガ行っちゃえ~」という人が居ても全くおかしくないレベルです。
しかし、「全員におすすめか?」と言ったら全くそうではなく、むしろ少数派です。3Gbps、5Gbps、といった通信速度を必要としている人なんて極一部の人だけです。普通は2ギガプランで十分です。
差額は少ないとは言え10ギガプランの方が料金は高いですし、特典も微妙に2ギガプランの方が良い部分もあります。自分の使い方に合った適切な回線を選んで、満足行くインターネットライフを送って頂きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。